2021年時点における神領区所属の211系は、国鉄時代に作られた0代が2編成8両、JR東海が作った5000代が3連・4連合わせて37編成131両であった。
編成名 | 番台区分 | 編成 両数 | 編成数 | 両数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
K0 | 5000代 | 4連 | 20 | 80 | |
K100 | 5000代 | 3連 | 17 | 51 | |
K50 | 0代 | 4連 | 2 | 8 | 2022.3引退予定 |
計 | 39 | 139 |
4連のK1〜K20編成と、3連のK101〜K117編成があり、いずれも車内はロングシート。最高速度は110km/h。
中央線名古屋口の主力として4〜10両編成で運行されるが、315系の置換対象車であることから、315系の増備に合わせ順次数を減らす見込み。
4連のクハにはトイレ付きの5300番台が充当される。また、4連のクモハ211の一部には低屋根車の5600番台が組み込まれているが、とくに編成名の区分はない。
3連にはいずれもトイレの装備はない。一方で、3連は2M1Tの構成で加速性能に優れており、上り10‰の均衡速度は110km/hを超える。
5000代は登場時の転属や編成組み換えが多く、とくにK0編成は車番と編成名の法則性がわかりにくくなっている。現在の体制となったのは313系登場時の1999年である。
中央線名古屋口の主力として4〜10両編成で運行されるが、315系の置換対象車であることから、315系の増備に合わせ順次数を減らす見込み。
K0 | クモハ211 5000 (5600) | モハ210 5000 | サハ211 5000 | クハ210 5300 |
---|---|---|---|---|
K100 | クモハ211 5000 | モハ210 5000 | クハ210 5000 |
4連のクハにはトイレ付きの5300番台が充当される。また、4連のクモハ211の一部には低屋根車の5600番台が組み込まれているが、とくに編成名の区分はない。
3連にはいずれもトイレの装備はない。一方で、3連は2M1Tの構成で加速性能に優れており、上り10‰の均衡速度は110km/hを超える。
5000代は登場時の転属や編成組み換えが多く、とくにK0編成は車番と編成名の法則性がわかりにくくなっている。現在の体制となったのは313系登場時の1999年である。
211系0代の4連で車内はセミクロスシート。クハにトイレがある。
JR東海で唯一残っている国鉄型車両であり、2022年3月での引退が決まっている。
わずか2編成が国鉄時代に投入されたが、首都圏に投入した0代にはクモハがなく、このK50編成はクモハ211の車番に1・2が与えられている。
もともと神領区所属であったが、もっぱら東海道線で使われたため、早々に大垣区に転属。1999年には311系と共通運用とするため、ブレーキ強化・ヨーダンパを取付により120km/h対応とした。
神領区への再配置は2011年。飯田線の車両置換えにともなう広域転配属の一環であった。再配置後はもっぱら関西線のラッシュ時の運用を務めた。
JR東海で唯一残っている国鉄型車両であり、2022年3月での引退が決まっている。
編成名 | クモハ211 Mc | モハ210 M' | サハ211 T | クハ210 Tc' |
---|---|---|---|---|
K51 | 2 | 14 | 14 | 8 |
K52 | 1 | 13 | 13 | 7 |
もともと神領区所属であったが、もっぱら東海道線で使われたため、早々に大垣区に転属。1999年には311系と共通運用とするため、ブレーキ強化・ヨーダンパを取付により120km/h対応とした。
神領区への再配置は2011年。飯田線の車両置換えにともなう広域転配属の一環であった。再配置後はもっぱら関西線のラッシュ時の運用を務めた。
2021年時点における神領区所属の313系は下表のとおりで、細かな区分がなされていた。一方で車内仕様については、有料ライナー仕様の8500番台を除けば、すべて1000代(転換クロスシート・車端部ロングシート)である。2012年初頭までは3000番台(セミクロスシート)が所属していたが、大垣区に転属しており、B300が欠番であるのはこのため。
詳細は、313系B編成を参照。
(*)313系1300番台は、ワンマン準備工事のB400編成とワンマン対応のB500編成に分けられるが、一部編成でB400編成のワンマン化工事も進められている。
詳細は、313系B編成を参照。
編成名 | 番台区分 | 編成 両数 | 編成数 | 両数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
B0 | 1000/1100番台 | 4連 | 6 | 24 | |
B100 | 1500/1600番台 | 3連 | 7 | 21 | |
B150 | 1700番台 | 3連 | 3 | 9 | 飯田線用 |
B200 | 8500番台 | 3連 | 6 | 18 | ライナー仕様 |
B400 | 1300番台 | 2連 | 8 | 16 | 非ワンマン* |
B500 | 1300番台 | 2連 | 24 | 48 | ワンマン |
計 | 54 | 136 |
「特急しなの」に使われる振り子式の特急電車。最高速度130km/h(10‰均衡速度140km/h)で、制御付き振り子と自己操舵台車の組み合わせにより本則+35km/hの曲線通過速度を実現している。ワイドビューと呼ばれる車両の一環で、大きな測窓およびパノラマ型グリーン車が特徴である。しなののほか、中央線のホームライナーにも使われる。
編成は3つに区分され、基本編成となるパノラマ型グリーン車付きのA0編成(6連)、増結用のA100編成(4連)とA200編成(2連)からなる。A200編成にはグリーン車はない。通常期は6両、繁忙期には増結用編成を組み込み、最大10両で運転する。また、臨時列車には4連のみの運行もある。
基本編成となるA0編成には予備車をあえて持たず、検査時にはA100+A200の6両で代走する。また、増結用編成と基本編成の走行キロを合わせるため、検査時でなくとも増結用編成による代走が行われる。このような予備車共通の考えは、313系などでもみられる。
編成名 | 編成 両数 | 編成数 | 両数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
A0 | 6連 | 9 | 54 | 基本編成 |
A100 | 4連 | 3 | 12 | 増結用 |
A200 | 2連 | 5 | 10 | 増結用G車なし |
計 | 17 | 76 |
基本編成となるA0編成には予備車をあえて持たず、検査時にはA100+A200の6両で代走する。また、増結用編成と基本編成の走行キロを合わせるため、検査時でなくとも増結用編成による代走が行われる。このような予備車共通の考えは、313系などでもみられる。
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