このページは、神領車両区の所属車両について、2021年、すなわち315系投入前の状況を残したアーカイブです。
現在の状況は神領車両区を参照ください。


2021年における所属形式と車両

所属数一覧

2021年10月時点で110編成・351両が所属していた。
形式編成数両数備考
211系0代28
211系5000代37131
313系54136
383系1776特急用
合計110351

211系

2021年時点における神領区所属の211系は、国鉄時代に作られた0代が2編成8両、JR東海が作った5000代が3連・4連合わせて37編成131両であった。
編成名番台区分編成
両数
編成数両数備考
K05000代4連2080
K1005000代3連1751
K500代4連282022.3引退予定
39139
5000代(K0・K100編成)
4連のK1〜K20編成と、3連のK101〜K117編成があり、いずれも車内はロングシート。最高速度は110km/h。
中央線名古屋口の主力として4〜10両編成で運行されるが、315系の置換対象車であることから、315系の増備に合わせ順次数を減らす見込み。
K0クモハ211
5000
(5600)
モハ210
5000
サハ211
5000
クハ210
5300
K100クモハ211
5000
モハ210
5000
クハ210
5000

4連のクハにはトイレ付きの5300番台が充当される。また、4連のクモハ211の一部には低屋根車の5600番台が組み込まれているが、とくに編成名の区分はない。
3連にはいずれもトイレの装備はない。一方で、3連は2M1Tの構成で加速性能に優れており、上り10‰の均衡速度は110km/hを超える。

5000代は登場時の転属や編成組み換えが多く、とくにK0編成は車番と編成名の法則性がわかりにくくなっている。現在の体制となったのは313系登場時の1999年である。
0代(K50編成)
211系0代の4連で車内はセミクロスシート。クハにトイレがある。
JR東海で唯一残っている国鉄型車両であり、2022年3月での引退が決まっている。
編成名クモハ211
Mc
モハ210
M'
サハ211
T
クハ210
Tc'
K51214148
K52113137
わずか2編成が国鉄時代に投入されたが、首都圏に投入した0代にはクモハがなく、このK50編成はクモハ211の車番に1・2が与えられている。

もともと神領区所属であったが、もっぱら東海道線で使われたため、早々に大垣区に転属。1999年には311系と共通運用とするため、ブレーキ強化・ヨーダンパを取付により120km/h対応とした。

神領区への再配置は2011年。飯田線の車両置換えにともなう広域転配属の一環であった。再配置後はもっぱら関西線のラッシュ時の運用を務めた。

313系

2021年時点における神領区所属の313系は下表のとおりで、細かな区分がなされていた。一方で車内仕様については、有料ライナー仕様の8500番台を除けば、すべて1000代(転換クロスシート・車端部ロングシート)である。2012年初頭までは3000番台(セミクロスシート)が所属していたが、大垣区に転属しており、B300が欠番であるのはこのため。

詳細は、313系B編成を参照。
編成名番台区分編成
両数
編成数両数備考
B01000/1100番台4連624
B1001500/1600番台3連721
B1501700番台3連39飯田線用
B2008500番台3連618ライナー仕様
B4001300番台2連816非ワンマン*
B5001300番台2連2448ワンマン
54136
(*)313系1300番台は、ワンマン準備工事のB400編成とワンマン対応のB500編成に分けられるが、一部編成でB400編成のワンマン化工事も進められている。

383系

「特急しなの」に使われる振り子式の特急電車。最高速度130km/h(10‰均衡速度140km/h)で、制御付き振り子と自己操舵台車の組み合わせにより本則+35km/hの曲線通過速度を実現している。ワイドビューと呼ばれる車両の一環で、大きな測窓およびパノラマ型グリーン車が特徴である。しなののほか、中央線のホームライナーにも使われる。
編成名編成
両数
編成数両数備考
A06連954基本編成
A1004連312増結用
A2002連510増結用G車なし
1776
編成は3つに区分され、基本編成となるパノラマ型グリーン車付きのA0編成(6連)、増結用のA100編成(4連)とA200編成(2連)からなる。A200編成にはグリーン車はない。通常期は6両、繁忙期には増結用編成を組み込み、最大10両で運転する。また、臨時列車には4連のみの運行もある。

基本編成となるA0編成には予備車をあえて持たず、検査時にはA100+A200の6両で代走する。また、増結用編成と基本編成の走行キロを合わせるため、検査時でなくとも増結用編成による代走が行われる。このような予備車共通の考えは、313系などでもみられる。

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